すかいらーくレストランツ(本社・東京都武蔵野市)は、北海道で展開するステーキ&サラダ―の「ステーキガスト」2店舗を4月上旬から中旬にかけて閉店する。いずれの店舗も、同社が展開する中華レストラン「バーミヤン」に業態を転換する。これによって道内の「バーミヤン」は4店舗目になる。(写真は、4月11日で閉店し「バーミヤン」に転換する「ステーキガスト札幌新道店」)
「ステーキガスト札幌新道店」は、2020年1月に閉店した「ステーキ宮新道店」の後継店舗として同年4月にオープンした。当時は、北海道に「ステーキガスト」がなかったため、北海道1号店だった。その後、「札幌新道店」と同様、「旭川大雪通店」(旭川市)を2021年4月に「ステーキ宮」跡に居抜き出店して、2店舗体制になった。「札幌新道店」の居抜きオープンから2年、「旭川大雪通店」のオープンから1年だが、すかいらーくレストランツは店舗業態を変更、「バーミヤン」に切り替えることにした。
3月25日付の本サイトでも報じたように「バーミヤン」は、2020年から10年ぶりの復活出店を開始。これまでに「帯広白樺店」(帯広市)、「札幌白石本通店」をオープンさせており、「札幌新道店」と「旭川大雪通店」を4月下旬にープンさせることによって道内4店舗体制になる。
すかいらーくレストランツが、北海道で業態を1~2年の短いスパンで変更するのは珍しい。「ステーキ」から「中華」への転換は、コロナ禍の外食業界の見えない先行きを反映したものと言えそうだ。
※2022年3月25日付で「バーミヤン旭川大雪通店」に関する記事を掲載しましたが、「ステーキガスト旭川大雪通店」の閉店には触れていませんでした。今回の「ステーキガスト札幌新道店」と同様に業態展開であることを付記します。