低価格食品スーパーの「業務スーパー伏古店」(札幌市東区伏古8条3丁目8-27)が、12月2日(木)にオープンする。フランチャイズ(FC)運営者は違うが、これによって「業務スーパー」は札幌市内9店舗になる。(写真は、12月2日にオープンする「業務スーパー伏古店」)
出店場所の、苗穂通と宮の森北24条通交差点北西角地にある「ビラ・サンライト第2」の1階には、既に「業務スーパー」の店舗名が大きく掲げられている。以前は、自動車ショールームやリサイクルショップが入っていたフロアに居抜き出店するもので、目下急ピッチで、商品の陳列棚の設置が進んでいる。
「業務スーパー」は、神戸物産(本社・加古川市)がフランチャイザーとなって全国展開する低価格食品スーパー。同社が国内外の協力工場で生産するプライベートブランド(PB)のグロサーリー(生鮮以外の食品)商品を中心に、製販一体の低価格が最大の特徴。「伏古店」をFC展開するのは、パスポート(本社・川崎市宮前区)。同社は、東京都、神奈川県、埼玉県、千葉で、酒専門店と合体させた「酒&業務スーパー」のほか「生鮮&業務スーパー」などを57店舗展開している。パスポートが北海道に進出するのは初めてで、酒、グロサリー食品、青果、精肉を取り扱う予定。
道内の「業務スーパー」は、現在18店舗。札幌市以外では、岩見沢市、恵庭市、小樽市、千歳市、苫小牧市、函館市、北斗市、旭川市、帯広市、釧路市に各1店舗展開している。フランチャイジーとしてFC展開している企業は、G-7スーパーマート(本社・神戸市須磨区、道内運営10店舗)、ケヒコ(同・横浜市中区、同4店舗)、三和物産(同・青森県青森市、同2店舗)、三ッ輪商会(同・釧路市、1店舗)、カワサキ(同・茨城県水戸市、1店舗)。今回、パスポートが1店舗展開することになるため、フランチャイジーは6社、店舗数は19店舗になる。なお、ほぼ同時期に、G-7スーパーマートが「菊水元町店」(札幌市白石区)、カワサキが「北見三輪店」(北見市)をオープンさせる予定になっており、これらを合わせると札幌市内10店舗、道内20店舗になる。