セールスフォースセミナーでクリエイティブオフィスキュー伊藤亜由美代表取締役が講演

経済総合

 企業と顧客をつなぐ顧客管理ソリューションのセールスフォース・ドットコム(東京オフィス・東京都千代田区)の主催、キットアライブ(同・札幌市北区)、アグレックス(同・東京都新宿区)、オプロ(同・同都中央区)の共催で「北海道から地域活性化!クラウドを活用した業務改善ポイントセミナー」が1月下旬に開催された。(写真は、講演するクリエイティブオフィスキューの伊藤亜由美代表取締役・プロデューサー)

 セールスフォース・ドットコムが主催するセミナーが札幌で開催されるのは1年半ぶり。会場となった札幌市北区の「TKP札幌駅カンファレンスセンター」会議室には経営者や経営企画、営業部門、情報システム部門の管理責任者など約140人が集まった。

 セミナーでは、最初にクリエイティブオフィスキュー(札幌市中央区)の伊藤亜由美代表取締役・プロデューサーが、『ストーリーあるプロデュース~北海道における人づくり・モノづくり・地域づくり~』をテーマに講演。伊藤氏は、エンターテインメントビジネスを北海道から全国発信する目的でクリエイティブオフィスキューを設立した狙いやHTB『水曜どうでしょう』の制作秘話、北海道映画3部作である『しあわせのパン』(2012年)、『ぶどうのなみだ』(14年)、『そらのレストラン』(19年)を製作した経緯と狙いなどについて語った。

 伊藤氏は、「『そらのレストラン』は昨年暮れにスペインで開催された『サン・セバスティアン国際映画祭』の招待作品になった。映画祭での上映後に映画を見た地元のシェフが映画でインスピレーションされた地元の素材でディナーショーを行うのがこの映画祭の特徴。チーズ職人として主演した大泉洋と地元シェフとのトークセッションもあって、地元の食の魅力や課題、食が観光にもたらす影響などが話し合われました。このことは非常に興味深くて、北海道でこういうことがもっとできないかと考えている」と話した。

 その後、セールスフォース・ドットコムの佐野匠・東日本営業本部第二営業部部長が『クラウドを活用した地域活性化の新しいカタチ~日本一働きがいのある会社の取り組み~』と題して講演、北海道宝島旅行社Webマーケティング事業部の松谷尊氏とキットアライブの嘉屋雄大社長が『クラウドで生み出す生産性~北海道の中小企業での適用例~』について報告した。

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