セコマと新十津川町がコラボ商品、酒米粉のシロップ使用のパン

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 セコマ(本社・札幌市中央区)は樺戸郡新十津川町とのコラボ商品として、酒米粉だけを使って作った甘味料(シロップ)を使用した「しっとり紅茶ロール」「ふんわりライ麦ロール」のパン2種を道内の「セイコーマート」全店で27日から新発売した。
(写真、「しんとつかわお米シロップ」を使用した「しっとり紅茶ロール」=上と「ふんわりライ麦ロール」)

 酒造りでは酒米の中心部だけを利用するため、新十津川町では削られて残る酒米粉の活用方法を模索。2016年度から茨城県つくば市にある農研機構と共同研究を行い、酒米粉だけを使った甘味料「しんとつかわお米シロップ」の開発に成功した。この甘味料は、パンを美味しくすることもできることから、今回のコラボ商品発売にいたった。

「しっとり紅茶ロール」「ふんわりライ麦ロール」ともに、本体価格100円。道内のセイコーマート全店(1082店/2019年12月末時点)で販売している。

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