コンビニゼロの樺戸郡浦臼町に「ローソン」が6月1日出店

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 コンビニエンスストアがなかった樺戸郡浦臼町に6月1日、「ローソン浦臼町店」がオープンする。国道275号線沿いで浦臼町役場から100mの距離。交通量の多い国道275号線には新十津川町から浦臼町を経由して月形町まで約30㎞の間にコンビニがなかったが、ちょうど中間地点に当たる浦臼町に「ローソン」が誕生することで立ち寄り客が増えそうだ。(写真は、「ローソン浦臼町店」の建設工事)

 浦臼町は、2019年3月末現在で868世帯、人口は1829人。道内の人口減少地域にも積極的に出店している地場の「セイコーマート」も出店していないほか、「セブンーイレブン」や「ファミリーマート」も出店しておらず、道内でも数少ないコンビニ空白の町だった。

 国道275号線を利用するとわかるが、新十津川町と月形町の中間地点に当たる浦臼町の市街地には観光スポットを除けば立ち寄り先が少なく、通過するマチの一つだった。「ローソン」の誕生は、車の利用者にとって恰好の休憩スポットになりそう。なお、浦臼町では18年4月にピンネ農協浦臼支所の小型スーパー「ピコルAマートうらうす」が開店している。

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