餃子専門店「大阪王将」を展開するイートアンド(本店・大阪市中央区)は4月初旬、札幌市豊平区西岡3条5丁目5ー1に「札幌王将苑」をオープンさせる。2月で閉店した「大阪王将西岡店」のリニューアルの位置付けで、業態も焼肉と中華に変更する。(写真は、「大阪王将西岡店」店舗跡。OSAKA OHSHOの文字がかすかに見える)
(写真は、オープンに向け「札幌王将苑」の看板が掲げられた旧「大阪王将西岡店」)
「大阪王将」は、2010年9月にラーメン全国チェーンの丸千代山岡家(本社・札幌市東区)が北海道西地区のエリアフランチャイズになり札幌市内で5店舗を展開していた。しかし、売り上げが伸びず、丸千代山岡家は早々に2店舗を閉店。13年9月には3店舗をイートアンドに譲渡、同社が直営店として運営を継続してきた。
3店舗のうち「琴似店」は16年3月に閉店、「西岡店」も今年2月に閉店したが、今回、「西岡店」は焼肉と中華の「札幌王将苑」というネーミングでリニューアルオープンすることになった。
イートアンドが展開している業態は「大阪王将」のほか、らーめん専門店「よってこや」、ベーカリーカフェ、自家製酵母パンなどがあるが、焼肉と中華の業態は初めて。
「札幌王将苑」は、「JOYFIT札幌西岡」、「サイクルプラザ」、「東京靴流通センター西岡店」、「産直生鮮市場西岡店」、「レッドゾーンプライス文教堂西岡店」、「セカンドストリート西岡店」、「Seria西岡店」が集積しているショッピングセンター“ビバパーク”内に位置する。
「大阪王将」は現在、札幌市内の「北9条店」(東区)のほか函館市内2店舗、北見市内1店舗の合計4店舗を道内で営業している。