DSC_5011DSC_5012 「大阪王将」と「餃子の王将」という関西2強中華料理チェーンの北海道餃子戦争の序盤戦は「餃子の王将」に軍配があがった。「大阪王将」は上陸3年を待たずに札幌市内2店舗閉店、「餃子の王将」は2年弱で10店舗体制を確立した。「大阪王将」のフランチヤイズ展開、「餃子の王将」の直営店展開の差が札幌の地で大きく明暗を分けた格好だ。(写真は、8月25日に閉店した大阪王将南郷通店)
 
 東証上場のイートアンドがフランチャイズ(FC)展開する「大阪王将」は、2010年9月から北海道西地区のエリアフランャイズ契約を札幌のラーメンチェーンでジャスダック上場の丸千代山岡家と締結、同社は札幌市内で5店舗を運営していた。
 
 一時は、関西で良く知られた“王将の餃子”が食べられるとあって人気を博したが、後を追うように11年12月から東証上場の王将フードサービスが展開する「餃子の王将」が札幌に進出。すすきの店を皮切りに札幌中心部や郊外の路面店を出店、さらにイオンやイトーヨーカ堂のショッピングセンター内にも出店し北海道進出から1年半強で札幌市内9店舗、千歳市1店舗の直営10店舗体制を築いた。
 
 出自は同じでもライバル同士の「王将」北海道戦争であおりを食うのは地元札幌のテンフードサービスが運営する「ぎょうざのみよしの」と見られていたが、蓋を開ければ「王将」同士の食い合いとなった。
 
 丸千代山岡家は、6月に手稲店を閉店するとともにイートアンドとのエリアフランチャイズ契約を解消。残り4店舗のうち南郷通店を8月末に閉店し3店舗(北9条、西岡、琴似)をイートアンドに譲渡、イートアンドは当面直営店として引き続き運営することになった。「大阪王将」の道内店舗は、札幌市内3、旭川2、北見1、苫小牧1の7店舗になる。
 
 「大阪王将」と「餃子の王将」の明暗を分けたのはFC展開と直営展開の差とも言えそう。「大阪王将」は、13年6月末で全国と海外でFC384店舗、直営35店舗を展開、「餃子の王将」は直営449店舗、FC225店舗を展開している。
 
 関西2強の北海道餃子戦争は第一ラウンドで「餃子の王将」が優勢となったが、「大阪王将」がどう巻き返していくのか。餃子戦争第2ラウンドが始まっている。


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