大型ホームセンター「ジョイフルエーケー大麻店」(江別市大麻211番1ほか)が3月8日(水)にグランドオープンする。住宅資材卸のキムラ(本社・札幌市東区)子会社のジョイフルエーケー(同・同)が約30億円を投じて昨年春から建設していたもので、ジョイフルエーケーの大型店はこれで4店舗になる。(写真は、ジョイフルエーケー大麻店)
「大麻店」は、農地約2万1200坪を農地転用して建設された。この土地を巡っては、道内ホームセンターだけでなく世界的な家具インテリア量販店、会員制の大手量販店なども進出を模索していた。ジョイフルエーケーは、10年ほど前から出店に向けて準備を進め、江別市の協力も仰ぐ形で2015年末に出店を決めた。
店舗は、北海道初出店となる画材、額縁などアート&クラフトの専門店「ARC OASIS」が入った「生活館・インテリア」棟、「リフォーム・ガーデンセンター」棟、「ペットワールド」棟の平屋3棟からなり、店舗面積の合計は約6300坪。初年度の売上げは約45億円を予定している。
ジョイフルエーケーの大型店は、「屯田店」(札幌市北区屯田8条5丁目)、「大曲店」(北広島市大曲工業団7丁目)、「帯広店」(帯広市東7条南16丁目)の3店舗で他に中型店の「グッドー白樺店」(帯広市白樺16丁目西2丁目)を展開している。16年3月期の売上高は、159億1500万円、営業利益は7億7200万円で売上高営業利益率は4・9%。「大麻店」の営業開始で18年3月期は、売上高200億円を超えることになりそう。