北海道で大型ホームセンターを展開するジョイフルエーケー(本社・札幌市東区)は、「大麻店」(江別市大麻198番3)に食品コーナーを設けた。同社は他店舗でも食品を扱っており、来店客のワンストップ化で利便性を高め売り上げ増を狙う。(写真は、「ジョイフルエーケー大麻店」生活館に設けた食品コーナー)

「大麻店」は、農地約2万1200坪(約約6万9960㎡)を転用して2017年3月にオープンした大型ホームセンター。北海道初出店となる画材、額縁などアート&クラフト専門店「ARC OASIS」が入った「生活館・インテリアセンター」棟、「リフォーム・ガーデンセンター」棟、「ペットワールド」棟の平屋3棟からなり、店舗面積の合計は約6300坪(約2万790坪)。

 このほど設けた食品コーナーは、生活館の出入り口近くのスペース約100坪(約495㎡)を利用したもので、冷蔵ケースを多く設置して各種冷凍食品を豊富に品揃えしているほか、調味料、食用油、缶詰、麺類、粉物などを販売。生鮮食品は置いていない。業務用の食材のため内容量はどれもやや多めになっている。また、酒や米は従来から揃えている。

 ジョイフルエーケーの「大曲店」(北広島市)の生活館にはジャパンミート(本社・茨城県土浦市)が食品スーパーを展開しているほか、「屯田店」(札幌市北区)には、18年10月にモリワキ(本社・札幌市西区)の食品スーパー「北海市場」が入って営業を始めている。

 今回の「大麻店」の食品コーナーは、これら2店舗に比べると品揃えは限定されているものの、来店客の“ついで買い”を見込むとともに利便性も高める一環と言えそう。


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