北海道庁(札幌市中央区北3条西6丁目)地下食堂が、2025年1月30日(木)に、リニューアルオープンする。2024年3月21日から大規模改装工事を実施、休業していたが、10ヵ月ぶりに営業を再開することになった。(写真は、北海道庁本庁舎)
道庁地下食堂は、本庁舎地下1階にあり、1968年から営業を開始した。50年を超える歴史があり、道庁に勤務する職員のほか一般も利用でき、こだわりのメニューや手頃な価格から、多くの利用客に愛されてきた。札幌市役所の地下食堂とともに独特の空気感が溢れていて、愛好者も多い。これまで、営業しながら小幅なリニューアル工事は行ってきたが、昨年3月からは全面休業。配管やダクトの更新工事、厨房機器の入れ替えなど大規模改修工事を実施したため、休業期間は10ヵ月に及んだ。改修工事費は3億1300万円。
食事提供業務の受託運営は、シダックスグループで、全国の企業、学校などで食事提供業務を行っているシダックスコントラクトフードサービス(本社・東京都渋谷区)。同社は、2009年3月から2024年3月まで、15年間にわたって同食堂の運営を行ってきたが、大規模リニューアル後も運営を受託することになった。
リニューアルオープンを記念して、2025年1月30日と31日(金)の2日間、「ザンギ定食」「ホッケ塩焼き定食」「海鮮丼」「札幌スープカレー」など、北海道らしさが感じられる特別メニューを提供する。通常の定番メニューも用意しており、1日800食の提供が復活する。座席数は約400席。