(写真は、トレーナーへのプレゼント抽選会で、抽選スロットレバーをたおす菊池さんととまチョップ=ビジョン映像)
だが、続くライブパートはパワフルな楽曲有り、感動を呼び起こす楽曲有りで、ステージを縦横無尽に駆けるさまざまなパフォーマンスで魅せるステージになった。セットリストはDAY1・DAY2とも「UMA Summer」からスタートし、「どどっと優勝!大感謝祭!!!」、「ゆるパカHAPPY DAYS!」、「ソシテミンナノ」、「Unite」、「U.M.A. NEW WORLD」と続き、ウマ娘の楽曲の中で最も有名な「うまぴょい伝説」で締める流れ。楽曲によっては、花火や光の演出、キャストのパフォーマンスを美しく彩るように、ステージに向けて無数の星のような光をきらめかせるなど、視覚効果でもステージを盛り上げた。客席は、沢山のサイリウム(ケミカルライト)の光の応援をはじめ、歓喜、歓声の嵐になった。
特に印象深かったのは、オープニング楽曲の「UMA Summer」と「ソシテミンナノ」。「UMA Summer」は、8月下旬にゲームのライブ曲として実装された直後から、SNSで大バズりした曲だが、ノリの良い曲調やトレーナーも一緒になってタオルを回し振るパフォーマンスなどは、ステージを一気に夏フェス会場に変えた。「ソシテミンナノ」は、TVアニメ3期の主題歌。今回は、矢野妃菜喜さん、立花日菜さん、秋奈さん、藤本侑里さんの4人が楽曲を担当したが、このうち矢野さん、立花さん、秋奈さんはTVアニメの主要キャラ(キタサンブラック、サトノダイヤモンド、ドゥラメンテ)担当キャスト。言うなれば「本物だ」の感動に加えて「勝ちたい」「負けない」のフレーズの力強さなど、彼女らの迫力が伝わった。
(写真は、金森赤レンガ倉庫内に設けられたポップアップストア)
DAY1のフィナーレ直前には、ゲームのホッコータルマエ・固有スキル演出で登場する苫小牧市のマスコットキャラクター「とまチョップ」がサプライズ登場。ホッコータルマエ役の菊池紗矢香さんはもとより、多くのキャストから「可愛い」の声が聞かれた。DAY2のイベントの様子は、公式YouTubeチャンネル「ぱかチューブっ!」で無料配信され、その感想などを伝える「#ウマ娘クルクル函館公演」はトレンドワードにもなった。
全国から函館に集まったトレーナーたちに、数多くの喜びや感動を与えた「ウマ娘 プリティーダービー Twinkle Circle! in HAKODATE」。函館のまちは多くのトレーナーたちを快く受け入れた。函館空港内のディスプレーには、「トレーナーのみなさん ようこそ函館へ!」と掲示され、人気ご当地バーガーショップには、ウマ娘グッズを身に付けたトレーナーたちで長蛇の列ができるなど、市内飲食店には、多くのトレーナーたちの姿があった。今回のイベントを機に、全国のトレーナー、ウマ娘キャストを含め同イベントの関係者など、沢山の人たちが函館ファン、北海道ファンになってくれることも望みたい。© Cygames, Inc.