恵庭野の“どでかい”建物、吹き飛ばす冬ざれ

社会・文化

 近づいて行くと、その巨大さに圧倒される。建設中の建物は、高さや横幅が近隣にあるどの建物よりも大きい。遠くで見ているだけでも、その重量感が地面から伝わってくるようだ。冬ざれを吹き飛ばす勢いが広がっている。(写真は、恵庭市北柏木町4丁目で建設が進んでいる仮称「恵庭物流センター」。最上階の鉄骨の上を歩く人の姿が見える)

 恵庭市北柏木町4丁目の一角。恵庭バイパスと江別恵庭線に囲まれた三角形の土地は、数年前まで野原を利用した資材置き場のように使われていたところで、恵庭の原風景がかすかに残る広い場所だった。そこを利用して建設が進んでいるのが、仮称「恵庭物流センター」の新築工事。

 敷地面積は約7789坪(2万5704・98㎡)を利用した建設工事は、2023年の春から始まった。それから10ヵ月ほどが経過した現在、建物は冒頭のような圧倒的存在感を放っている。建築主は大林新星和不動産(本社・東京都千代田区)、設計は大林組一級建築士事務所(東京都港区)、監理は陣設計(同都中央区)、施工は大林組(同都港区)。工事は、2024年8月まで続く。

 建設地の江別恵庭線(旧国道36号)を挟んだ向かい側には、恵庭工業団地がある。そこに立地している企業の数々の建物と比べても、建設中の建物のサイズ感は別格だ。大寒を経て、冬ざれの恵庭の地でこの一帯だけは、寒さをものともしない躍動が満ちている。冬から春、夏から秋と向かうにつれ、建物は完成へと突き進む。再び迎える冬ざれも、新たに集う人々と車輛の熱気が吹き飛ばすことになる。

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