北海道キリンビバレッジ(本社・札幌市中央区)は、北海道水産林務部「道産水産物営業プロジェクトチーム」、魚国総本社(本社・大阪市西淀川区)と合同で、学校法人宝流学園のルンビニー保育園、もなみ幼稚園の園児に向けた出前授業と道産カレイ料理提供を行った。(写真は、道産カレイのフライを食べる園児たち=北海道キリンビバレッジ提供)
(写真は、道産水産物プロジェクトチームによる出前授業=北海道キリンビバレッジ提供)

 北海道キリンビバレッジは、昨年度から道庁の道産水産物営業プロジェクトチーム及び企業の社員食堂の運営を全国展開している魚国総本社と連携、道産水産物の消費拡大に取り組んでいる。今年度は、骨まで食べられる「カレイ」に興味を持ってもらうイベントを企画。2023年11月7日にルンビニー保育園ともなみ幼稚園の園児を対象に、道産水産物営業プロジェクトチームのメンバーが出前授業を行い、魚国総本社が道産カレイのフライ、北海道キリンビバレッジが「トロピカーナ100%オレンジジュース」(先生には「午後の紅茶おいしい無糖」)を提供した。

 園児たちは、出前授業を真剣な眼差しで聞いた後、道産カレイのフライを口にして、「骨まで食べられるんだ。すごい」、「お母さんに教えてあげる」などと話していた。提供した食事数は、ルンビニー保育園が1、2歳児17食、3、5歳児25食、先生12食、もなみ幼稚園が園児108食、先生16食。

 ルンビニー保育園の園長は、「今回のイベントで、子どもたちが北海道の水産物であるカレイを身近に感じることができたように思えます。今後もいろいろな魚や魚料理に興味を持ち、食育へと繋がることを願っています」と話した。
 道庁水産物営業プロジェクトチームの山崎さんは、「今回の取り組みをきっかけにカレイやさまざまな水産物をより身近に感じてもらいたい。保護者の皆さんには、味覚が形成されるといわれる幼児期の子どもさんに、ぜひ、カレイをはじめとした道産水産物を食べる機会をつくってほしいと思います」と語っていた。


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