コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は、ロシアによるウクライナ侵略を受け、ウクライナの子どもたちへの支援を目的に行った「ウクライナ緊急募金」で集まった約1億円を4月25日、北海道ユニセフ協会に贈呈した。(写真は、「ウクライナ緊急募金」の贈呈式。左からコープさっぽろ・吉田千恵組合員理事組合活動委員長、北海道ユニセフ協会・長瀬清会長=コープさっぽろ提供)
コープさっぽろは、全107店舗と宅配システムトドックで3月11日から4月20日まで「ウクライナ緊急募金」に取り組んだ。この期間に集まった募金は1億397万1914円となり、これまでの募金の取り組みの中では記録的な募金額となった。この日、コープさっぽろ発寒本部2階で行われた贈呈式には、コープさっぽろの吉田千恵組合員理事組合活動委員長と北海道ユニセフ協会の長瀬清会長が出席。吉田氏から長瀬氏に募金の目録を贈呈した。
長瀬氏は、「TV等で報道されているウクライナの状況を見て、心を痛めています。いただいた善意は、ウクライナの子どもたちの命を守るために活用させていただきます」と述べた。また、吉田氏は、「店頭で募金活動をしていると、組合員さんから温かい言葉をかけていただくことが多かった。『自分たちが大変だった時に助けていただいた』と募金をしてくださる方もいました」と話した。コープさっぽろでは、時期は未定だが引き続き募金活動を行っていく。
なお、コープさっぽろがこの2年間で行った募金と募金額は次の通り。
▷2020年
■西日本豪雨緊急募金 5264万3000円
■北海道胆振東部地震緊急支援募金 4642万4000円
▷2021年
■わかもの応援プロジェクト1498万5000円
■動物園・水族館応援募金 2633万4000円