コープさっぽろ(本部・札幌市西区)は2024年1月31日、北海道ユニセフ協会(同・同)を通じて、「ユニセフ・ガザ人道危機緊急募金」に組合員らから寄せられた募金約2600万円を贈呈した。(写真は、「ユニセフ・ガザ人道危機緊急募金」贈呈式)

 コープさっぽろでは、2023年10月に発生したガザ地区への攻撃の惨状を受け、犠牲になっている子どもたちへの支援を目的に、同年11月1日より2024年1月8日まで、コープさっぽろ全店と宅配トドックで「ユニセフ・ガザ人道危機緊急募金」に取り組んだ。その結果2611万1340円の募金が集まった(多くが宅配トドックを通じての募金)。

 この日の募金贈呈式は、コープさっぽろ発寒本部で行われ、北海道ユニセフ協会の長瀬清会長理事(北海道社会福祉協議会会長・北海道医師会名誉会長)とコープさっぽろ組合員理事の吉田千恵組合員活動委員長が出席。吉田氏が長瀬氏に募金の目録を贈呈、長瀬氏は吉田氏に感謝状を贈った。

 吉田氏は、「一人でも多くの命を守り、一日も早く子どもたちの笑顔が見られることを祈りたい」と話した。長瀬氏は「ガザ地区では、生まれたばかりの子どもまで被害にあっている。皆で子どもたちを助け、ガザの状態をよくするように努力していきたい」と述べた。募金は、ガザ地区の子どもたちと家族の命を守るための支援と活動に割り当てられる。


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