北広島市共栄の「北海道ボールパーク」建設地の近くで、児童福祉施設2施設の建設が進んでいる。いずれも社会福祉法人北ひろしま福祉会が建築主となっている建物。新球場とともに建設の槌音が響いている。(写真は、仮称「北ひろしま福祉会いんくる」の建設現場)
(写真は、「北ひろしま福祉会就労センタージョブ」新築工事現場)
北広島市共栄276番2の内で建設が進んでいるのは、仮称「北ひろしま福祉会いんくる」。建物の設計、監理は有限会社アトリエアルス(札幌市豊平区)、施工は岩倉建設(本社・札幌市中央区)。工期は2021年6月4日から22年3月15日まで。建設に伴い、北広島市から開発許可を受けている。開発区域の面積は約505坪(1667・49㎡)。この建物は、市街化調整区域にある建築物が収用対象事業の施行によって移転、除却しなければならなくなったため、これに代わるものとして建設される収用対象建築物。
同市共栄276-15の内で建設が進んでいるのは、「北ひろしま福祉会就労センタージョブ」新築工事。就労継続支援B型、就労移行支援の多機能型児童福祉施設。設計、監理は有限会社アトリエアルス、施工は新太平洋建設(本社・札幌市中央区)。工期は20年12月5日から21年11月30日。こちらの建物は、北海道から開発許可を得て建設が進んでいる。開発区域の面積は約964坪(3182・08㎡)。北広島市共栄地区には、この他にも北海道養護学校共栄分校や北ひろしま福祉会が、昭和24年から開所している指定障がい者支援施設「とみがおか」、「共栄」がある。北海道ボールパークの建設や新しい道路建設が進み、共栄地区の新しい歩みが始まりそうだ。