札幌の豊平川を跨(また)ぐ代表的な橋としては36番目となる、北24条大橋(仮称)の建設が進んでいる。橋桁は東側の堤防から架けられ、現在は川幅の半分程度の長さまで橋桁が架かっており、その姿は独特の構造美を放っている。これから2年後の2022年度には全工事が終了、供用開始となる予定だ。(写真は、建設が進む仮称「北24条大橋」=東区方面から見た現場)
(写真は、白石区方面から見た建設中の仮称「北24条大橋」)

 北24条大橋の建設は、宮の森北24条通の整備の一環として進められている。宮の森北24条通は現在、「ロイズ東苗穂店」がある東区東苗穂3条3丁目付近の国道275号線との接続で終点となっているが、豊平川を跨いで白石区菊水元町9条1丁目の南7条米里通まで約1・2㎞延長させるものだ。

 豊平川を跨ぐこの付近の橋には、札幌新道の「豊水大橋」と環状通の「環状北大橋」があるが、いずれも慢性的な渋滞が発生していることもあり、ちょうど中間に当たる場所に北24条大橋を建設、渋滞緩和を図ることも目的となっている。13年度から橋台と橋脚の工事が始まり、19年度からは橋桁を載せる工事に取り掛かっている。
 橋の構造は『4径間連続鋼細幅箱桁橋』と言うそうだが、橋脚に4つの長尺の橋桁が整然と並べられている光景には迫力がある。静かに、堅固に、動かざるを主張しているようで頼もしい。
 
 橋の長さは318・7m、現在は半分程度まで工事は進んでいる。供用開始まで残り2年、総事業費70億円超の架橋工事は後半に入る。豊平川を跨ぐ橋で最も新しいのは、2004年9月に供用開始になった「平和大橋」(長さ184m)。「北24条大橋」はそれから18年ぶりの新しい橋。なお、「北24条大橋」の色は、札幌の景観色70色の中の「氷雨」(薄い水色)になるという。


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