全日本大学駅伝に5年連続で出場している北海道の強豪、札幌学院大学陸上競技部が、2023年10月14日(土)に開催される箱根駅伝予選会に参加する。箱根駅伝は、関東地区大学に参加資格が限られているが、2024年1月の第100回記念大会は関東以外の大学にも参加資格を拡大することになり、札幌学院大学陸上競技部は名乗りを上げた。(写真は、札幌学院大学陸上競技部の部員たち)
札幌学院大学陸上競技部は、駅伝の強豪で、今年8月に行われた北海道大学駅伝では6連覇、全日本大学駅伝に6年連続、30回目の出場を決めている。同部は、年間の活動の軸を全日本大学駅伝に置いて取り組んでいるため、箱根駅伝予選会に出場すると、出雲駅伝、箱根駅伝予選会、全日本大学駅伝が1ヵ月の間に3駅伝大会が続くスケジュールになる。
同部の鹿内万敬(しかうち・かずのり)監督は、「過密スケジュールで選手のコンディション面での不安はありますが、今後いつ訪れるか分からないチャンスであり、今の選手だけに与えられているチャンスかもしれないと考え、これまでの同様の姿勢で目の前の大会に全力で向っていくことを決めました」とコメントしている。また、同部の江川李生(えがわ・りき)主将(経営学部会計ファイナンス学科4年)は、「北海道王者としての自覚と責任を持ち、応援してくれる人を感動させられるような走りをします」とコメントしている。