サッポロビール北海道工場(恵庭市戸磯542-1)の工場見学が「サッポロ クラシック☆ツアー」にリニューアルされた。北海道限定「サッポロ クラシック」の魅力や歴史を分かりやすく伝える見学コースになっており、ビールの製造ラインなども見ることができる。※動画はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください。

(写真は、「サッポロ クラシック☆ツアー」で紹介される「サッポロ クラシック」の瓶・缶の変遷)

 サッポロビール北海道工場は、1989年に竣工し、「サッポロ クラシック」や「サッポロ生ビール黒ラベル」を中心に製造している。敷地面積は約11万坪で、エスコンフィールド北海道が7・3個入る広さがあるという。工場見学のコースは、これまでブランドを絞らずに同工場の製造工程などを紹介するものだったが、今回「サッポロ クラシック」を訴求する「サッポロ クラシック☆ツアー」に全面刷新した。

 コースは、「サッポロ クラシック」の原料となる大麦や麦芽、ホップなどについて、サッポロビールのフィールドマンたちが映像で紹介。製造工程にある高さ5mの煮沸窯、煮沸鍋をガラス越しに見ることもできる。また、「サッポロクラシック」の生産が開始された、1985年以降の瓶・缶製品が展示されており、ラベルの変遷が辿れるほか、歴代ポスターの展示によって、地域限定ビールがどう浸透していったかを知ることもできる。缶詰工程や瓶詰の工程見学もコースに入っており、1分間に900缶のビールが製造される様子や、1分間に500の瓶にビールが注がれる様子を見学できる。瓶詰工程の全長は約500mという。

(写真は、試飲会場)

 見学コース最後の試飲会場も「サッポロ クラシック」の装飾が施されており、おいしさが増すグラスへの3度注ぎをブランドコミュニケーターが実践してくれる。試飲会場は、ガラス張りになっており、工場内の四季折々の姿を眺めることができる。「サッポロ クラシック☆ツアー」の所要時間は、試飲を含めて約60分間。1回30人が定員、スタート時間は10時30分、11時、13時30分、14時、15時(回数が異なる日もある)。参加費は大人1000円、中学生から19歳まで500円、小学生以下は無料。


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