野球用品の企画、製造、販売や室内野球練習場を展開しているフィールドフォース(本社・東京都足立区)は11日、室内野球練習場「ボールパーク札幌」をグランドオープンさせる。昨年6月末で閉店した札幌市東区北24条東21丁目の「蔦屋書店元町店」と「ボストンベイク元町店」の跡を利用した。(写真は、11日にオープンする「ボールパーク札幌」)

「ボールパーク札幌」は、2階建てで、1階はバッティングエリア2面と縦9m×横32mの多目的コート、ストレッチマシンエリア、2階が投打エリアと縦9m×横20mの多目的コート。「フォースカフェ」も設けて飲み物や食を提供する。利用料金はバッティングエリアが60分3000円(税別)、1階の多目的コート60分7000円(同)など。

 フィールドフォースは、室内練習場を東京で1ヵ所運営しているが、野球が盛んな北海道で2ヵ所目のボールパークを開設することにした。グランドオープン企画として11日と12日の午後7時から8時まで『塁間を0・3秒速くする走り方セミナー』を小、中、高、一般を対象に先着20人、参加費無料で開催する。講師は指導歴25年でフィールドフォースの野球塾「エースフォース」ヘッドコーチの渡辺清久氏。

 また、28日には「エースフォース」の小学校高学年(4~6年生)軟式クラスの無料体験会も開く(午後5時から2時間)。さらに、11~12日限定でフィールドフォースのオーダーグラブ購入者には油揉み加工サービスなども行う。フィールドフォースでは、「ボールパーク札幌」のオープンを機に、同社商品の道内発注に対応、苫小牧に倉庫を設けて即日発送する体制も整える。


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