「WAONを使ってコンサドーレ札幌を支援」――ホームタウンの消費者やサポーターの買い物金額の一定割合が支援金としてコンサドーレ札幌のチーム運営会社が行う地域振興活動に拠出される電子マネーが6月1日から発売された。コンサドーレ札幌の運営会社が発行する独自ポイントカードにWAONを搭載したもので、日常の消費によって気軽にチームの活動を支援することができるようになる。(写真は、6月1日のセレッソ大阪戦から発売が始まった「大好きコンサドーレ札幌WAON」)
このカードはイオンの子会社、フェリカポケットマーケティング(本社・東京都千代田区)が発行する「大好きコンサドーレ札幌WAON」。6月1日に札幌ドームで開催されたセレッソ大阪戦から先行発売が始まった。デザインはキャプテン翼の人気キャラクターで北海道出身の松山光選手を起用している。
7月からホームタウンを中心とした加盟店で支払い時にこのカードを提示して、WAONか現金で支払うと100円(税込)につき大好きポイントが1ポイント貯まり、WAON利用なら200円(税込)ごとに1WAONポイントも付与される。また、来店するだけでも来店ポイントが付く。貯まったポイントは1ポイント=1円相当として利用できる。ただし大好きポイントは最終利用日から180日で消滅する。ポイント収益の一部はコンサドーレ札幌の地域振興活動に回る。
加盟店以外では大好きポイントは付かないが、通常のWAONとして全国で利用できる。WAONポイントの有効期限は通常通り2年間。
「大好きコンサドーレ札幌WAON」の利用を通じて集まった支援金は、世界に通用する選手を育成強化することを目的にしたコンサドーレ札幌の松山光プロジェクトも含めたチームのホームタウン活動に使われる。
発行手数料は通常版は300円だが、21日(日)のギラヴァンツ北九州戦、29日(月)の大分トリニータ戦が行われる札幌ドームで発売される限定版は、発行手数料が400円でオリジナルロゴ缶バッチやサイン入り応援グッズが当たる特典がある。
同様のカードは、ベガルタ仙台、モンテディオ山形、湘南ベルマーレでも発行されている。発行枚数は各3万枚を予定している。