北方ジャーナル3月号発売 今月のトップ記事は 本誌にしか書けない「札幌・共同住宅火災事件」

マスコミ

「北方ジャーナル」の2018年3月号が本日15日に発売された。本号は、新聞やテレビなどの大手メディアでも大きく報じられた「共同住宅火災事件」を独自の視点で追ったレポートが目玉。1月末、札幌市東区の困窮者支援下宿で11人が亡くなる火災が発生。この下宿を運営していた「なんもさサポート」は、10年以上に亘って生活に困っている人たちを支え続けた組織だった。今回のレポートでは当日のドキュメントをはじめ「なんもさ」の歴史や活動などを通して困窮者たちが支え合って生きていかねばならない現実を考える。平成30年3月号(写真は、北方ジャーナル3月号の表紙)

 このほか、苫小牧の最終処分場を舞台に不法投棄や窃盗などの疑いが持たれている産廃業者の実態を取り上げたほか、道警と記者クラブが定期的に行なっている「懇親会」にもメスを入れた。さらには、地域からガソリンスタンドが消えていく“SS過疎”の問題、発行部数100万部を切った北海道新聞の危機、日ハムボールパーク構想の行方なども追っている。
国内屈指と言われる甲状腺専門病院・伊藤病院(東京)の診療連携施設が札幌にオープンしたメディカルレポートもオススメだ。お買い求めは、離島にいる方も都会に住んでいる方もお近くのセイコーマートへ。大手書店、アマゾンでも購入できる。同誌への問い合わせや注文などは右側下方にあるバナーをクリック。

◆北方ジャーナル3月号のコンテンツ(※一部)
【報道】
■札幌・共同住宅火災事件─―自立支援「なんもさ」正念場―─16人、支え合っていた
■産廃業者に蹂躙された苫小牧の最終処分場。処理費踏み倒しに窃盗疑惑。訴えられた釧路の業者は取材で反論
■警察と報道の適切な関係とは──道警・記者クラブ「懇親会」を問う
■“SS過疎”という疲弊。問題は地域衰退を助長する悪循環、地元での燃料購入がまちを救う!?
■札幌駅前まちづくり会社の挑戦“塩漬けの土地”に出現した賑わい「コバルドオリ」とは

【ニュース】
■動き始めた日ハムボールパーク構想。過熱報道の中、北広島が既に王手?
■暴行疑いの警部補に不起訴処分。被害訴える巡査部長は民事提訴
■冤罪主張・元巡査の上告を棄却。懲戒取り消し訴訟も取り下げへ
■北海道新聞が遂に100万部割れに。予想超える無購読世帯の拡大が直撃
■篠路駅周辺再開発で有識者らが提言。歴史ある札幌軟石倉庫の保存を強調

【釧路特集】
●伊東良孝衆議に訊く・国政での確固たる地位を元に道東・釧路の課題解決に尽力
●蝦名釧路市長に訊く・国も力強く後押しする釧路観光。世界へ発信する道東の地域活力
●サンエスグループ宮田代表に訊く・釧根活性化へ今こそ挑戦の時。栽培漁業推進や新農業に活路
●阿寒湖を世界自然遺産に「マリモでくしろを盛り上げ隊」がご当地ハイボールや体操で啓発運動

【連載】
●検証「泊原発は本当に必要なのか」(31)──ごみ収集委託料水増し問題で監査委員が泊村の行政を批判
●戦争遺産をめぐる旅(34)──若い命を散らした陸軍の特攻隊。南九州市の「知覧特攻平和会館」
●“農と食”北の大地から(164)──十勝の魅力を伝える農民写真家・粟野秀明さん
●ルポ「ひきこもり」(30)──私が克服した場面緘黙症【後編】障害と健常の狭間に立つ困難さ

【メディカルレポート】
●甲状腺疾患一筋「伊藤病院」の診療連携施設「さっぽろ甲状腺診療所」がオープン

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