札幌学院大学(本部・江別市)は12日、新札幌地区の旧市営住宅跡地で約70億円を投じて建設を進めていた新札幌キャンパス(札幌市厚別区厚別中央1条5丁目1ー1)の竣工・落成式を同キャンパスで行った。新キャンパスには、4月から新設する経済経営学部と既存の経済学部、経営学部、大学院地域社会マネジメント研究科の学生らが江別キャンパスから移り、22年度には心理学部も移ってきて約1600人が学ぶ場になる。※はこちらの画像↓をクリックしてご覧ください

(写真は、札幌学院大学新札幌キャンパス竣工式のテープカット)

 札学院大新札幌キャンパスは、『多様なこと、ひと、ものとの協働』がコンセプトで、交通の結節点である新札幌に集まる多様な人とのコラボレーションによって地域の知の拠点としての役割を果たし、新札幌エリアの賑わい創出、新たなブランド価値の創造に貢献するのが目的となっている。

(写真は、8万冊の蔵書が入ることになっている図書館)

 建物は、鉄筋コンクリート造地上6階建てで、延べ床面積は1万2600㎡。設計、施工は大成建設(本社・東京都新宿区)。1階は社会連携センターやコミュニティカレッジ教室、カフェテリア(230席、立食用40人分)、2階は8万冊の蔵書とソファ席などを備えた図書館と多目的ホール、3階から6階が講義室や教員研究室、心理臨床センターなど。3階には吹き抜けのプレゼンラウンジなどもある。1~2階は市民も利用でき、交流ゾーンして開放する。

(写真は、吹き抜けになっているプレゼンラウンジ)

 竣工・落成式は2階多目的ホールで行われ、井上俊彌理事長は「札幌・中島公園近くでスタートして江別に移ってから50数年ぶりに札幌の地に戻ってきた。新校舎に魂を入れて立派な学生を養成していきたい。隣接する慈恵学園札幌看護医療専門学校と共に手を取り合って地域の発展のために取り組みたい」と挨拶した。

 来賓の札幌副都心開発公社(本社・札幌市厚別区)の中塚宏隆社長は、「新札幌地区は、札学院の新キャンパスと慈恵学園の学生を合わせると約2200人が往来する街になる。幅広い年齢層の人たちが集い、交流する街になることを期待している」と挨拶した。また、新札幌地区のまちづくりを担うコンソーシアム代表企業である大和ハウス工業(同・大阪市北区)の北海道支社・菅原貴志マンション事業部長は、「コンソーシアムは市から2017年3月に新札幌地区のまちづくり事業者に選定され、4年でこの街区が竣工した。地域交流や産学連携を担っていただき、地域全体がより活気あふれる街になるよう期待したい」と述べた。

 その後、3階大講義室で竣工記念講演が行われ河西邦人学長が登壇。河西氏は、「新しいキャンパスで素晴らしい人材を養成して社会に輩出することで教育機関としての役割を果たしていきたい。学生には、江別キャンパスと新札幌キャンパスの2つのキャンパスで教育を受け豊かな大学生活を送ってもらい、社会で生きる力を磨いて多様な幸せを得られるようになってもらいたい」と話した。また、札学院大のフェアトレードサークルに所属する三浦佑斗さん(経営学部2年)から活動報告も行われた。
(写真は、竣工した札幌学院大学新札幌キャンパス)


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