サツドラホールディングス(本社・札幌市東区)のグループ企業で、教育事業を展開するシーラクンス(同・同)は、札幌でカイロプラクター・セラピストの養成スクールや整体院を展開しているrakune(同・同市中央区)と北海道の教育業界の発展と社会で活躍するIT人材の育成を目的にパートナーシップ提携を締結した。(写真は、パートナーシップ提携の締結式。左からシーラクンス・藤澤義博社長、rakune・川人誠司代表取締役。シーラクンス提供)
シーラクンスは、「北海道と世界を教育とテクノロジーで繋ぐ」をビジョンに掲げ、幼児からシニアまで幅広い年齢層を対象に、そろばんの仕組みをiPadで応用した新しい暗算学習法「そろタッチ」、オリジナル教材を使用したプログラミング、ICT教材「すらら」を活用した国語、算数(数学)、英語などが学べるデジタルスクール「D-SCHOOL北海道」などを展開。今年10月には、起業家・エンジニア養成スクール「G’s ACADEMY UNIT_SAPPORO」を開講している。
一方、rakuneは、総カルテ数15万件のカイロ・整体院RAKUNEの手技医療を学べる唯一の専門学校として日本カイロプラクティックドクター専門学院札幌校を開校、札幌で26年の歴史があるカイロプラクター・セラピストの養成スクールを展開している。また、札幌を中心に整体院6院も営業している。
今回、両者が持つスクール運営ノウハウやICT教育及び企画・開発力、商品・サービス力などを融合することによって大きなシナジー効果が期待できるとしてパートナーシップ提携を結ぶことにした。
具体的には、RAKUNEの40代を中心とした利用者に北海道のプログラミング教育を紹介するほか、21年4月に日本カイロプラクティックドクター専門学院札幌校に小中学生向け英語と国語、算数(数学)、プログラミングが学べるD-SCHOOL北海道「円山校」を開校、また同専門学院札幌校の生徒にプログラミング授業の機会も提供する。パートナーシップ提携の締結は、20年9月29日に行った。