地元小学生が描く「100年後の新さっぽろ」、札学院新キャンパス工事現場仮囲いに入選作掲出

道内大学・教育

 札幌学院大学(江別市)は、2021年4月に誕生する新キャンパス「新札幌キャンパス」(札幌市厚別区)の工事を2019年10月に着工した。これを記念し、同大は新キャンパス建設予定地近隣の小学校児童を対象に「100年後の新さっぽろ 絵画コンクール」を開催。入選作品21点を10月末から約1年間、新キャンパスの工事現場を囲う仮囲いに掲出している。(写真は、「100年後の新さっぽろ 絵画コンクール」表彰式)
(写真は、札学院の新札幌キャンパス工事現場仮囲いに掲出された入選作絵画)

 新キャンパスは札幌市厚別区の青少年科学館西側に建設中で、21年1月竣工予定。「多様な こと・ひと・もの(diversity) 」 との「協働collaboretion)」をコンセプトに、地域住民に開かれた「都市型・開放型」キャンパスを目指し、21年4月、「新札幌キャンパス」を開設する。

 今回の着工記念として今年の夏に札学院が開催した「100年後の新さっぽろ 絵画コンクール」は、「100年後の新さっぽろ」をイメージして厚別区内の小学生が描いた作品が対象。応募作品292点の中から入選作として21点を選び、10月6日に厚別区のショッピングセンター「サンピアザ」の光の広場で表彰式を開催した。新キャンパスに工事期間中から触れ、親しんでもらうために、入選作品は、10月末から約1年間、工事中の校地を囲う仮囲いに掲出する。

 同大は、新キャンパス開設後の21年度には、経営学部と経済学部を再編した新たな学部(学科)を新キャンパスで展開し、同時に大学院地域社会マネジメント研究科を移転し、22年度には心理学部、大学院臨床心理学研究科と心理臨床センターを移転する予定だ。なお、新札幌キャンパスの開設に向けて特設サイトhttp://www.sgu.ac.jp/newcampus/も10月18日に開設している。

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