札幌市豊平区月寒東3条11丁目の旧北海道産業共進会場跡に隣接した八紘学園所有地5・6haに日本医療大学がキャンパスや大学病院、調剤薬局などを建設する。八紘学園の所有地は、北海道日本ハムファイターズの新球場候補地にも挙がっていた場所。新球場が北広島市に決定して1年が過ぎ、件の土地は教育、医療、介護の総合拠点になる。(写真は、日本医療大が移転集約する八紘学園所有地)

 札幌市清田区真栄や恵庭市にキャンパスを持つ「つしま医療福祉グループ」の日本医療大学は、八紘学園所有地の一部を使ってキャンパスを集約させる計画を昨年来進めてきた。同医療グループの意向を受けて、八紘学園は所有者の都市計画変更制度を利用して同地区に建設できる建物の制限緩和を市に提案。しかし、今年1月の都市計画審議会ではこの案が審議会委員の過半数の賛成に届かず同意されなかった。

 このため、八紘学園は建設できる建物を教育、医療・福祉に限定、緑地の造成も盛り込み、再度6月の都市計画審議会に諮り全員の同意を得た。

 これを受けてつしま医療福祉グループは、日本医療大の校舎や大学病院、リハビリ施設など4棟を建設する。5・6haのうち3・6haを使ってこれら施設を建設、延べ床面積は3・2haになる見込み。建築面積は9885・93㎡、建物の最高の高さは14・50m。着工は2019年7月中旬を予定している。建築主は、つしまマネージメント(札幌市豊平区)、設計、監理は西澤建築設計事務所(同市北区)、施工は未定。

 計画地は、土地形状変更を伴うため、つしまマネージメントは現在、市に開発行為の許可申請を行っている。開業は21年春が予定されている。なお、隣接する旧道産業共進会場跡地の一部では大和リース(本社・大阪市中央区)によって複合商業施設「BRANCH札幌月寒」の建設が進められている。



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