IMG_0842 来年春の札幌市長選に出馬を表明している自民党推薦本間奈々氏(45)の選挙対策本部事務所開きが26日、札幌市中央区南4西1の第一札樽ビル内の同所で行われた。自民党の衆参国会議員や道議、市議のほか推薦企業・団体などから約400人が出席、来春の市長選に向けて必勝を誓い合った。(写真は挨拶する本間奈々候補)
 
 道内各選挙区選出の衆議が順番に挨拶、第5選挙区支部長で札幌支部連合会会長の町村信孝氏は、「まだまだ状況は厳しい。これから半年、相当一生懸命やらないと勝てない厳しさを感じている。まだ(誰に投票するか)考えていない人、決めていない人が多いので皆様方の声、力で積極的に広めてもらうことにすべてかかっている」と述べた。
 
 また、参議院自民党幹事長を務める伊達忠一参議は、「札幌がダメになったら北海道がダメになる。本間奈々を当選させて札幌を元気づけ、北海道を良くしよう」と訴えた。
 
 公明党からは谷沢俊一市議のみが出席、「我々市会議員を含めて本間候補の人柄、力量、政策をまだまだ十分に認識していない面がある。これからの半年間、本間候補と懇談して友好関係さらには信頼関係をしっかり築いていくことが大切」と述べるにとどめた。なお、自民党札幌市議は24人中20人が出席した。また、武部勤前衆議も顔を出した。
 
 出席者による激励の言葉がひと通り終わった後に本間奈々氏が登壇、「市役所の中から前副市長が手を挙げている。後継ではないと言っているが市役所内部から出てきたら今の市政から大きく舵を切ることはないと思っている。私と政策が似ていると言われるが、私は前から積極投資をやるべきだと言っている。むしろ(相手こそ)それを真似ているのではないか」と秋元克広候補を批判したうえで、「若い人たちや子供たちが街に住み続けられる街づくりをしていかなければならない。札幌オリンピック、丘珠空港活性化、JR駅周辺を含めた街づくり再開発などお金のない中で力と知恵を結集して頑張っていきたい」と改めて支援を要請していた。
 
 最後に自民党経済活性化支部長のMOEホールディングス水戸康智社長の発声で『ガンバロウ』コールを三唱して締めくくった。
 
 経済界を二分することが確実になりそうな市長選だけに、この日札幌商工会議所の高向巖会頭は顔を見せず、現役副会頭としては早稲田大同窓で前回市長選でも本間氏を推した布施光章氏だけが出席。そのほか議員会長の井上俊彌氏、名誉会頭の伊藤義郎氏、特別顧問の横山末雄氏、青木雅典氏が参加した。推薦団体代表として挨拶したのは北海道トラック協会会長の伊藤昭人氏だった。(写真は、MOEホールディングス社長水戸康智氏の音頭によるガンバロウ三唱)
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