キリンビール北海道統括本部(札幌市中央区)は、北海道庁の若手職員と北海道の地産地消を推進する連携プロジェクトを始める。10月24日に道庁で、キックオフミーティングが行われた。(写真は、道庁で行われた連携プロジェクトのキックオフミーティング=キリンビール北海道統括本部提供)

 この連携プロジェクトは、道庁が進める北海道産食材の魅力発信や地産地消の推進に若手職員の発想を活用、キリンビールの持つ技術力やマーケティング力と連携することで、北海道の農林水産物の魅力を全国に発信していこうというもの。

 今回の連携プロジェクトには、キリンビール北海道統括本部が6月28日から北海道で限定販売した「キリン一番搾り 北海道応援缶」の売り上げの一部が使われる。この北海道応援缶は1万8651ケース(350ml缶換算)を販売、寄付金額は44万7624円。

 キックオフミーティングで土屋俊亮副知事は、「キリンビールと北海道の職員が知恵と資源を出し合い、楽しくプロジェクトを進め、良い化学反応を起こしてほしい。その化学反応が北海道を元気にして、道産食材の魅力発信に繋がればうれしい」と話した。また、キリンビールの鶴本久也北海道統括本部長は、「北海道にビール工場を持つキリンビールの資産と、北海道の若手職員による地産地消推進プロジェクトの内容を掛け合わせることで、北海道の魅力を伝える良い機会になる」と語った。



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