江差線引き継ぐ第三セクターの鉄道会社名を全国募集、沿線には五稜郭やトラピスト修道院

道政

「北海道の鉄道会社の名前を大募集!」―2016年3月の北海道新幹線開業に伴ってJR北海道から経営分離される江差線五稜郭―木古内間の運営を引き継ぐ第三セクター準備会社は、10月1日から11月23日までの間、全国から「会社名」を募る。最優秀賞1点には賞金5万円、優秀賞4点には地域特産品3000円相当が贈られる。
 
 北海道新幹線の開業で経営分離される北海道道南地域並行在来線の距離は37・8㎞。沿線には函館市の五稜郭や北斗市のトラピスト修道院、幕末の咸臨丸が眠る木古内町サラキ岬のチューリップ公園など名所旧跡がある。
 
 応募は個人、団体、企業、居住地を問わず誰でもできる。専用の応募はがきやホームページの応募フォームで応募できるほか、官製はがきの場合は社名とその理由、応募者の住所、氏名、年齢、性別、電話番号を明記して〒060―0003 札幌市中央区北3条西6丁目1番地 北海道庁1階 北海道道南地域並行在来線準備株式会社へ。募集は11月23日まで(当日消印有効)。
 
 応募名称の中から会社名選考委員会で選考し取締役会で決定した後、今年12月下旬に発表する。応募の詳細は、http://www.hd-r.jp/advertise.html

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