不動産開発の日本エスコン(東京本社・東京都港区、大阪本社・大阪市中央区)が、千歳市上長都4-2の千歳第4工業団地内で、物流施設開発「上長都物流プロジェクト」(仮称)を進めている。施設の完成は、2026年1月30日となっている。(写真は、日本エスコンの仮称「上長物流プロジェクト」)
日本エスコンは、開業3年目を迎える「エスコンフィールド北海道」の足元である北広島市を中心に、不動産開発を強化している。2025年3月には、JR北広島駅西口にホテル・商業施設「トナリエ北広島」をオープンさせ、隣接地には、分譲マンション建設も進めている。また、札幌市内では、分譲マンション、オフィスビル、ホテルの投資も活発化させている。こうした中、同社としては、北海道で初めてとなる物流施設の開発を、千歳市上長都の千歳市第4工業団地内で開始した。
2024年7月に、約7907坪(2万6140・86㎡)の土地を取得、仮称「上長都物流プロジェクト」の建設を開始した。施設は地上3階建て、延べ床面積は約1万4121坪(約4万6600㎡)。設計は佐藤工業(本社・東京都中央区)一級建築士事務所、施工は佐藤工業・岩倉建設(同・札幌市中央区)共同企業体、工期は、2024年7月17日から2026年1月30日まで。
千歳市では、先端半導体製造のラピダス(同・東京都千代田区)の工場建設が進み、2025年4月から試作を開始。周辺では、半導体関連企業の集積も進んでいる。隣接する恵庭市では、大林新星和不動産(同・同)が建設した物流施設を日本通運(同・同)が一棟借り、半導体関連産業に対応した新倉庫「NX-TECT Hokkaido」を稼働させている。ラピダス関連の物流施設需要は、千歳周辺で強含みに推移しそうだ。