JR北海道(本社・札幌市中央区)は、「極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生」(同市同区北3条西12丁目1)跡地の西側敷地を利用した賃貸マンション&商業施設の建設を、2024年4月から始める予定。(写真は、賃貸マンション&商業施設の建設予定地)

 JR北海道グループが運営していた「極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生」は、2021年8月末に営業を終了、2022年上期中に建物は解体されて更地になった。東側敷地約1636坪(約5400㎡)では、既にJR北海道と大京(本社・東京都渋谷区)北海道支店(札幌市中央区)が、分譲マンション「ザ・ライオンズ札幌植物園YAYOI GARDENS」の建設に着手している。
 建築面積は約183坪(605・96㎡)、鉄筋コンクリート造、地上15階建て、83戸、延べ床面積は約2289坪(7556・20㎡)、建物の高さは44・850m。竣工は2025年6月。設計、監理は砂子組(本社・空知郡奈井江町)一級建築士事務所、施工は砂子組(同)。

 東側敷地に続いて、2024年4月から西側敷地でも賃貸マンションと商業施設の建設が始まる。敷地面積約992坪(3274・04㎡)のうち、建築面積として約695坪(2296・61㎡)を使い、鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造の地上14階、一部3階の建物を建設する。賃貸マンションの戸数は78戸、延べ床面積は約3364坪(1万1104・11㎡)、建築物の高さは41・99m。こちらも設計、監理は砂子組一級建築士事務所、施工は砂子組となっている。「極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生」の営業が終了してから2年半、更地だった西側敷地でも建設工事が始まる。


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