JR北海道(本社・札幌市中央区)グループが運営していた「極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生」(中央区北3条西12丁目1)の解体工事が終了、更地になったことを受け、東側敷地約634坪(2093・23㎡)を使って、2023年8月下旬から分譲マンション建設が始まる。(写真は、「極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生」跡地で建設される分譲マンション用地)
分譲マンションを建設するのは、JR北海道と大京(本社・東京都渋谷区)北海道支店(札幌市中央区)。「極楽湯さっぽろ弥生店・ホテルさっぽろ弥生」の跡地は約1636坪(約5400㎡)あるが、土地所有者のJR北海道は、2022年12月に一筆の土地から分筆、東側敷地を利用する。
建築面積は約183坪(605・96㎡)、建物は、鉄筋コンクリート造、地上15階建て、戸数は83戸、延べ床面積は約2289坪(7556・20㎡)、建物の高さは44・850m。着工は2023年8月25日頃で、竣工は2025年春頃となりそう。設計、監理は砂子組(本社・空知郡奈井江町)一級建築士事務所、施工は砂子組(同)。
西側敷地には、賃貸マンションと商業施設が予定されている。鉄筋コンクリート造・一部鉄骨造の15階建てで、低層部に商業施設とスーパー、フィットネスなどが入り、高層部は賃貸マンション約70戸となる予定だが、具体的にはまだ進んでいないもよう。建設地は、「ミニ大通公園」と呼ばれる遊歩道の南側。周辺には、マンションが多く建っている。