土屋ホーム不動産(本社・札幌市北区)は、札幌市北区の札幌しらかば台篠路病院跡地を取得、4月から宅地造成に着手する。広さは約1242坪(約4100㎡)。戸建て住宅20戸分となりそう。(写真は、旧篠路病院の解体工事)
札幌市北区篠路7条4丁目253-29ほかにあった札幌しらかば台篠路病院は、2021年11月、篠路5条8丁目2-1に移転。旧病院の敷地は、同病院を運営する社会医療法人康和会(札幌市豊平区)から2022年7月に土屋ホーム不動産が取得した。旧病院の建物は、同年8月から同社が注文主になって解体を開始、間もなく解体が終了する。解体事業者は、丸井・増井工務店(札幌市東区)。
土屋ホーム不動産は、札幌市から開発許可を受けた後、宅地造成に取りかかる。区画数は約20区画で、1区画の広さは約138㎡(約42坪)〜約142坪(約43坪)となり、主に4LDK用とする。敷地内にコの字型の道路も取り付ける。造成完了後に、土屋ホーム不動産は、土屋ホーム(本社・札幌市北区)など数社のハウスメーカーに土地を販売する。土地価格は約1500万円、4LDKの家屋は約2500万円~3000万円となりそうで、土地込みも住宅価格は4000万円以上の見込み。
土屋ホーム不動産は、今期(2023年10月期)中に旧篠路病院跡地のほか、江別市大麻桜木町で9区画、さらに他の場所で80~90区画の宅地造成を予定している。