札幌市中央区宮ケ丘2丁目1のJA北海道信連公宅跡で、住友不動産(本社・東京都)が2棟100戸の分譲マンション建設を始める。(写真は、住友不動産が予定しているマンション建設用地)
建設場所は、北海道神宮近くで北1条・宮の沢通から北に入った、JA北海道信連の公宅が4棟建っていた場所。敷地面積は約1116坪(3683・44㎡)で、そのうち建築面積約705坪(2328・35㎡)を使って地上9階建てのマンションを2棟建設する。戸数は100戸、延べ床面積は約3500坪(1万1551・38㎡)、建築物の高さは26・98m。着工は、2021年9月15日頃が予定されている。
建築主は、住友不動産北海道支店(札幌市中央区)、設計、監理は西松建設(本社・東京都港区)北日本支社一級建築士事務所(仙台市青葉区)、施工は西松建設札幌支店(札幌市北区)。工期は、21年6月24日から23年3月31日まで2年弱に及ぶ。開発面積が約303坪(1000㎡)以上となるため、住友不動産北海道支店は、札幌市から現状変更行為許可を受けている。
宮ケ丘地区では、マンション建設が活発。既に、宮ケ丘2丁目474ー4では、三井不動産レジデンシャル(本社・東京都中央区)が22年7月竣工を目指して地上8階建て、27戸の「パークホームズ宮ヶ丘」を建設中。住友不動産の他にも、宮ケ丘1丁目428ー47ではNIPPO(同・同)が地上8階建て、14戸の「ル・サンク宮ヶ丘」の建設を計画。また、宮ケ丘3丁目474ー109の旧「ルーブル富士神宮外苑」を取得した京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)も同マンションの解体工事を終えており、近くマンション建設に入る見通し。
※住所表記は「宮ケ丘」ですが、マンション名は「宮ヶ丘」の小文字表記となっているためそのまま表記しています。