札幌駅のJRタワーより2m高い175m超高層タワーマンションの建設が駅北口で計画されているが、そのモデルルームの建設が始まった。『世界が誇る、札幌がここにある』というコピーで告知されている超高層タワーマンションだけに、モデルルームへの関心も高い。(写真は、建設が始まった超高層タワーマンションのモデルルーム)

 超高層タワーマンションの建設が予定されているのは、札幌市北区北8条西1丁目3番地。市街地再開発事業として建設が始まっており、分譲マンション、事務所、店舗などのA棟とホテル、店舗などのB棟から構成され、A棟の4階から48階がマンション。
 マンションの高さは175mで駅のJRタワーの173mより2m高い。北海道の新築分譲マンションでは階数、高さともにナンバーワンだという。戸数は、一般分譲対象外の82戸を含んで624戸。一戸当たりの専有面積は44・81㎡から227・99㎡、間取りは1LDK~4LDK。売主は、大和ハウス工業(本社・大阪市北区)、住友不動産(同・東京都新宿区)、東急不動産(同・同都渋谷区)、NIPPO(同・同都中央区)の4社。

 モデルルームが建設されているのは、建設現場に近い北9条西2丁目で、以前は大和ハウスパーキング(本社・東京都大田区)の時間貸し駐車場「Dパーキング札幌北九条西2丁目」のあったところ。モデルルームの建築主は、大和ハウス工業北海道支社(札幌市東区)、設計、監理、施工はアフェクションウォーク(大阪市北区)。工期は、2021年4月5日から同年7月31日まで。北海道ナンバーワン超高層タワーマンションへの夢と期待を運ぶモデルルームの完成は8月頃になりそう。ちなみに現時点では超高層タワーマンションの販売価格は未定となっている。
 


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