コロナ禍でも札幌市内での分譲マンション建設計画が途切れない。当サイトが15日に報じた日本グランデ(本社・札幌市中央区)やクリーンリバー(同・同市西区)のほか、道外勢の長谷工不動産(同・東京都港区)やセントラル総合開発(同・同都千代田区)も春から相次いで着工する。(写真は、長谷工不動産の仮称「ブランシエラ札幌環状通東」予定地)
(写真は、セントラル総合開発の仮称「クレアホームズ南22西7」予定地)
長谷工不動産が手掛けるのは、仮称「ブランシエラ札幌環状通東」。建設場所は、環状通沿いの札幌市東区北15条東12丁目17番で以前は第1マルゴビルなどが建っていた場所。現在は時間貸し駐車場として利用されている。敷地面積は約373坪(1232・81㎡)、そのうち建築面積94坪(311・27㎡)を利用して鉄筋コンクリート造の地上14階建ての建物を建設する。戸数は52戸、延べ床面積は約1331坪(4392・36㎡)、建物の高さは44・960m。
着工は2021年6月15日頃を予定している。設計、監理は、企画設計事務所オルト(札幌市中央区)、施工は未定。
セントラル総合開発北海道支店(札幌市中央区)が建設するのは、仮称「クレアホームズ南22西7」。札幌市中央区南22条西7丁目1080ー9の市電が走る白石・藻岩通に面した場所。商業施設「アクロスプラザ南22条」に近接している。現在は、時間貸し・月極駐車場になっている。
敷地面積約554坪(1831・15㎡)、そのうち建築面積約173坪(571・00㎡)を使って鉄筋コンクリート造の地上15階建ての建物を建設する。戸数は70戸、延べ床面積は約1870坪(6172・67㎡)、建物の高さは44・69m。着工は21年4月1日頃を予定。設計、監理はゲイツコンセプトワーク(札幌市中央区)、施工は未定。コロナ禍でも道内勢、道外勢ともに強気のマンション建設計画が途切れない。