東京証券取引所1部上場の関西を中心に事業展開している総合不動産デベロッパーのサムティ(本社・大阪市淀川区)は、札幌市中央区南9条西23丁目2―12の国有地を取得、保育所を併設した賃貸マンションを建設する。IMG_2459(写真は、サムティが落札した解体中の旧北海道森林管理局宿舎。右の山は円山)

 国有地は、元北海道森林管理局宿舎跡地。敷地面積521坪(1722・04㎡)で建物付きの入札を実施。今年1月11日に開札、12社が応札した中でサムティが3億7100万円で落札した。

 同社は現在、建物を解体中で、跡地のうち約311坪(1026・65㎡)を使って鉄筋コンクリート造の5階建ての保育所併設型賃貸マンションを建設する。マンションの戸数は36戸、延床面積は約1322坪(4364・54㎡)。建物の高さは13・60m。着工は2018年6月初旬。

 設計、監理はDESIGN FIELD(札幌市中央区)、施工は未定。建設現場は、「DCMホーマック旭ヶ丘店」や「ラルズマート啓明店」の近くで、啓明中学校、緑丘小学校の裏手にあたる。
 サムティは、15年5月に札幌支店(中央区北5条西2丁目、JRタワーオフィスプラザさっぽろ内)を開設、市内に14棟の賃貸マンションのほか米里物流センター、auショップ西宮の沢を保有している。


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