京阪電鉄不動産(本社・大阪市中央区)が、札幌市北区北10条西3丁目9ー2の旧「瑞宝舎」跡地に建設していたオフィスビルが6月に竣工、7月から入居開始になる。JR札幌駅北口から徒歩5分の好立地で、駅北口ゾーンに登場する本格的なオフィスビルとなる。秋口には、同ビルの北に隣接する旧「瑞宝舎」別棟跡地にも同社のオフィスビルが竣工する。(写真は、6月に竣工する「THE PEAK SAPPORO」南オフィス)

 オフィスビル名は、「THE PEAK SAPPORO」南オフィス。敷地面積約772坪(2549・13㎡)、建築面積約522坪(1722・78㎡)、鉄骨造一部鉄筋コンクリート造の地上9階、地下1階建て。基準階面積は414・54坪(1370・38㎡)、延べ床面積は4163・86坪(1万3764・86㎡)、天井高は2m70㎝。駐車場は、機械式と平面合わせて62台、エレベータは3基。このビルの北側でもオフィスビルの建設が進んで、秋口には竣工、「THE PEAK SAPPORO」北オフィスの名称になる見込み。

 京阪電鉄不動産は、2014年11月に札幌の不動産市場に進出。これまでに6棟の分譲マンションを手掛けており、開発中のマンション2物件と戸建て物件がある。また、ホテル物件では、「クインテッサホテル札幌すすきの」、「東急ステイ札幌」、「ビスポークホテル札幌」を建設して、それぞれ一棟貸し。また、狸小路2丁目の「リバティタワービル」跡地の物件開発も進めている。
(写真は、建設中の「THE PEAK SAPPORO」北オフィス)



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