札幌商工会議所では、道内企業がこだわりを持って開発した様々な製品を、北海道を代表する製品としてブランド化することを目的に、「北のブランド」認証事業を2004年から実施している。同事業は単年度認証の制度で、このほど2020年(1~12月)の認証に向けた製品募集が開始された。(写真は、「北のブランド」認証製品のロゴマーク)
(写真は、「北のブランド」認証製品の商談会)

「北のブランド」は、「食品部門」と「ものづくり部門」からなり、飲食料品や化粧品、住宅設備からソフトウェアまで幅広い分野の製品が対象となる。認証にあたっては、学識者をはじめ様々な分野の専門家による選考委員会を組織して、品質の高さ、技術の独自性、市場での将来性、地域性などの基準で毎年審査を行う。2019年の認証は156社369製品だった。

「北のブランド」に認証されると、製品等にロゴマークを付けることが可能となり、消費者やバイヤーに、品質の高い北海道の製品であることをアピールできる。
 また、販路拡大に向け、商談会・物産展への参加案内や出展支援、札商本所が入っている北海道経済センター1階の「さっぽろ時計台北のブランドショップ」でのPR販売、Yahoo!ショッピング内にある「おもてなしギフトショップ」への無料出展(通常は年間出展料1万円)、「北のブランド」のホームページやカタログへの製品掲載、札商広報誌「さっぽろ経済」における企業・製品の紹介といった支援が受けられる。



(写真は、「さっぽろ時計台北のブランドショップ」の外観と店内)
 
 さらに、「北のブランド」に認証された製品の中で、既に市場から高い評価を得て地域を代表する製品を「金賞」、前年比売上高の伸び率が著しい製品を「奨励賞」に認証。また、認証1年目の製品は「北のブランドルーキー」としてクローズアップし、特にPRに力を入れている。「北のブランド2019」では、「金賞」47社51製品、「奨励賞」7社7製品が選ばれている。

 認証された企業からは「宣伝効果が高まった」、「認証を受けてから社員の意識が高まった」、「認証の強みを生かして本州バイヤーと商談をしている」などの声が寄せられている。

 札商では、こうした「北のブランド」の2020年認証に向けた応募を8月9日(金)必着で受け付けている。応募条件は道内で製造された製品であること。札商会員でなくても応募できるが、認証にあたっては入会が条件となる。1社あたり3製品までの登録・更新料は年間3万円。応募自体は無料で行える。

 なお、「さっぽろ時計台北のブランドショップ」は、2018年6月26日にリニューアルしており、「北のブランド」認証製品を中心とした道産品を多数取り扱っているほか、飲食スペースでは道産ミルクで作ったソフトクリームなども提供している。


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