札幌市の豊平川と創成川を繋ぐ鴨々川沿いを舞台に行われるイベント「鴨々川ノスタルジア」が本日、17日から19日の3日間にわたって開催される。主催は、古民家gallery鴨々堂と札幌パークホテル。
期間中は、鴨々川流域の飲食店、施設、ギャラリーや地元住民、市内で活躍するアーティストらによるアートイベントが新善光寺と中島公園内(日本庭園・道立文学館)をメーンに行われる。実行委員会をはじめ、関係者は着物を着用し、古き良き札幌のノスタルジックな雰囲気を演出する。
新善光寺では17日の19時から(開場18時30分)すすきの・中島界隈を舞台にした書き下ろしの怪談朗読会が、18日の18時から(17時30分開場)は札幌では数少なくなった芸者たちの踊りを見る会などを開催。
中島公園内の日本庭園では腹話術や紙芝居など日本の伝統的な仕事を紹介する「なりわい村」を開催。17日12時の開村式から19日16時の閉村式まで薩摩琵琶演奏や南京玉すだれ、大正琴演奏などが行われる。
このほか、北海道大学落語研究会による「鴨ノス寄席」や、活版印刷・墨絵・切り絵の体験型講座、着物で川歩きするイベントなどいずれも粋な“寺町すすきの”や日本の伝統芸能を体感できる貴重な機会。情趣を感じてみては。
*事前予約が必要なイベントあり。問い合わせ・予約は札幌パークホテルマーケティング室☎011・511・3143(ダイヤルイン) イベントの詳しい内容はhttp://www.kamokamogawa-nostalgia.net