セコマ(本社・札幌市中央区)は、子会社のセイコーマート(同・同)が展開する「セイコーマート」で11月26日から、茨城県産さつまいも「紅はるか」のペーストを使用した「Secoma紅はるかアイスクリーム」を発売した。(写真は、「Secoma紅はるかアイスクリーム」)

 この商品には、「紅はるか」の中でも、熟すことで甘みが増していく「紅優甘」(べにゆうか)のペーストを使用している。「紅優甘」は、JAなめがたしおさい(本店・茨城県行方=なめがた=市)の登録商標で、甘さが特に優れていることから名付けられたブランド芋。

 今回、JAなめがたしおさいの協力を得て、「紅優甘」をアイスとして商品化した。さつまいもの甘さと北海道豊富町産生クリームのコクが広がるアイスクリームになっている。

 茨城県は、さつまいもの栽培面積、生産量共に全国2位の一大産地。セイコーマートは、茨城県に85店舗を出店しており、同県産の原料を使ったアイス開発を検討する中で、さつまいもに着目した。製造は、セコマグループのダイマル乳品(苫前郡羽幌町)が行っている。

 本体価格は、北海道200円、茨城県・埼玉県220円。セイコーマート全店舗とハセガワストア、タイエー、ハマナスクラブで販売している。


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