JR美唄駅のすぐ東にあるスーパーとドラッグストアが、2026年8月末に閉店する。卸売スーパー(本社・札幌市手稲区)が展開している「卸売スーパー美唄店」(美唄市東2条南1丁目1-1)とオストジャパングループ(本社・札幌市厚別区)が展開している「ドラッグセイムス美唄駅東店」(同1-2)がそれで、いずれも前身のスーパー、ドラッグストアから数えて約30年の営業を終える。
(写真は、2026年8月30日に閉店する「卸売スーパー」=手前と同年同月31日に閉店する「ドラッグセイムス美唄駅東店」)
「卸売スーパー美唄店」は、1998年にオープンした菱栄商事(本社・滝川市)のスーパー「りょーゆー」が前身。同社は、2005年に卸売スーパーのFC(フランチャイズ)で「卸売スーパー美唄店」に転換したが、翌年に事業を停止。卸売スーパーが店舗を承継して、直営に切り替えた。「りょーゆー」の店舗から数えて28年、卸売スーパーの直営になってから、21年間にわたって市民の台所を支えてきた。
また、隣の「ドラッグセイムス美唄駅東店」は、同じく1998年に「パワーズドラッグ美唄駅東店」としてオープン。パワーズドラッグは当時、北海道のドラッグストア企業として複数店舗を展開していたが、2004年8月に富士薬品(本社・さいたま市大宮区)が同社の全株を取得、「ドラッグセイムス」に屋号を変えた。その後、道内店舗の運営は富士薬品の子会社モリキ(同・長野市)に移り、富士薬品が2013年2月にオストジャパングループを完全子会社化したことに伴って、翌2014年10月、モリキが展開していた道内ドラッグストア事業を同社が承継した。
両店舗の閉店は、土地建物所有者の道北アークス(本社・旭川市)が、建物老朽化によって賃貸借契約の更新を行わなかったため。美唄市内には「コープさっぽろびばい店」と「卸売スーパー」の2店舗が主要なスーパーだったが、「卸売スーパー」の閉店で「コープ」1店舗になる。道北アークスの最寄り店「スーパーアークス砂川店」から美唄市までの距離は約17㎞、南進の可能性もある。


































