千歳市に新たなショッピングセンター、「ザ・ビッグ」「ダイソー」「ハードオフ」が集積

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 次世代半導体ラピダスで活気が出ている千歳市に、新たなショッピングセンターが誕生する。「千歳武道館前ショッピングセンター」(千歳市北信濃590-1ほか)。千歳市総合武道館の北側隣接地で、オープンは、2026年8月24日が予定されている。(図表は、「千歳武道館前ショッピングセンター」の施設配置図)

 店舗を設置するイオン北海道(本社・札幌市白石区)と茎津綜業(同・千歳市)が、道に大規模小売店舗立地法に基づく店舗新設を2025年12月23日に届け出し、道が、同年同月26日に告示して明らかになった。

 全体の敷地面積は、約4831坪(1万5972・24㎡)で、敷地内に4棟を建設する計画。「ザ・ビッグ」が入る建物は、延べ床面積約905坪(2994・71㎡)、売り場面積約835坪(2099・77㎡)、「ダイソー」が入る建物は、延べ床面積約200坪(990・15㎡)、売り場面積約274坪(906・30㎡)、「ハードオフ」が入る建物は、延べ床面積約554坪(1831・39㎡)、売り場面積約449坪(1485・81㎡)、飲食店が入る建物は、延べ床面積約116坪(383・94㎡)。飲食店のブランドは未定。物販3店舗の売り場面積合計は約1361坪(4491・87㎡)。駐車場の収容台数は228台、駐輪場の収容台数は49台。

 千歳市では、2024年11月、フランスベッド北海道工場跡地(北信濃867-1、北信濃は飛び地住所になっている)に「DCM」や「ケーズデンキ」、「無印良品」、「ダイイチ」などが集積する「ランドブレイン千歳モール」が開業し、2025年6月には、「DCM」店舗跡に「ドン・キホーテ千歳店」(富士4丁目1-4、建物はセントラルリーシングシステム=本社・札幌市中央区=が所有)が居抜きオープンしている。道内では、物販店舗の新規出店が減少しており、相次ぐショッピングセンターの集積は、千歳市の将来的成長への期待が高まっていることを象徴している。

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