ダイイチがイトーヨーカ堂と提携第一号店「音更店」オープン、セブン&アイのPB470アイテムを初導入

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IMG_9624IMG_9608IMG_9617IMG_9619 ダイイチ(本社・帯広市)は11月2日午前9時、イトーヨーカ堂と業務・資本提携して最初の店舗となる「音更店」(河東郡音更町木野大通東12丁目)をオープンした。午前8時半ころからオープンを目当てにした買い物客が並び行列は300人以上に。テープカットの後、入場制限を繰り返しながら順次お客を招き入れた。(写真上段左はダイイチ音更店、右はテープカットに臨む鈴木達雄社長=中央、写真下段左は混み合う店内、右はセブン&アイHDのPBが並ぶ棚)

 
 ダイイチ音更店は、ホーマックのスーパーデポ音更店や衣料のサンキ、ブックオフなどとの商業集積を形成している「音更木野大通東12丁目商業施設」の一角を占める。
 
 店舗面積は2600㎡でダイイチの店舗としては最大級。フロア構成は、ダイイチの標準店を踏襲しているが、イトーヨーカ堂との業務・資本提携によるセブン&アイ・ホールディングス(HD)のプライベートブランド(PB)商品が初めて導入されている。
 
『セブンプレミアム』や『セブンゴールド』のPB商品を揃えた棚が随所に目に付き、見慣れたダイイチ店舗とは違った売場の上質感を醸し出している。PBの種類は470アイテム。イトーヨーカドーの店舗とダイイチの店舗がミックスされたような空間だ。
 
 同社の鈴木達雄社長は、「地域に愛され親しまれる店舗を目指したい。生鮮と食生活を支える商品を強化しておりPBについてはあまり意識していない」と語った。
 
 ダイイチでは、セブン&アイHDのPBについて、この音更店と12月にもオープンする札幌市清田区の清田店で導入した結果を踏まえて商品数を絞り込むなどして既存店舗に取り入れていく。

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