ダイイチ(本社・帯広市)は11月2日に「音更店」(河東郡音更町木野大通東12丁目)をオープンさせる。ホーマックや衣料の北海道三喜などの商業施設が集積する十勝地域で最大級のショッピングセンター(SC)「音更木野大通東12丁目商業施設」の核店舗。ダイイチは、音更店でイトーヨーカ堂との提携第一弾としてセブン&アイ・ホールディングス(HD)のプライベートブランド(PB)商品470アイテムを導入する。
 
 同SCは、南北を貫く音更大通(国道241号線)と東西を走る国見通が交差する北東の角地。元北海道コカ・コーラボトリング帯広事業所があった場所で、2009年3月にホーマックが23億円で敷地を取得した。
 
 ホーマックの大型ホームセンター「スーパーデポ」(店舗面積約1万1000㎡)は既に10月24日にオープンしており11月2日にダイイチが店舗面積約2600㎡の音更店をオープンさせる。衣料の北海道三喜 (同2630㎡)、エコノスのブックオフ(同1430㎡)もオープンする。北海道銀行も音更町に初の支店を同SC内に開設する。店舗設置者はホーマックと三井住友ファイナンス&リース。ホーマックは自社物件だが、ダイイチなどはリース物件。
 
 ダイイチ音更店は同社が展開する店舗で最大級面積になる。同店では、今年7月に業務資本提携したイトーヨーカ堂の商流が導入され、セブン&アイHDのPB『セブンプレミアム』(調味料、キャノーラ油など)、『セブンゴールド』(金の食パン、金のハンバーグステーキなど)を約470アイテム導入する。
 
 同社では、12月にオープンする札幌市内4店舗目の「清田店」(清田区清田2条3丁目)でもセブン&アイHDの商流を導入する。


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