アークス(本社・札幌市中央区)の2026年2月期第1四半期決算は、売上高1542億9400万円、営業利益38億7400万円、純利益27億9800万円となり、前年同期比3・7%の増収、0・1%の営業増益、5・1%の純利益増になった。(写真は、スーパーアークスサウスの水産惣菜「おさかな食堂」コーナー)
主要子会社の2026年2月期第1四半期業績を見ると、売上高は、ラルズ(本社・札幌市中央区)が前年同期間比5・5%増の398億5000万円、ユニバース(同・青森県八戸市)が同4・0%増の370億2700万円、ベルジョイス(同・岩手県盛岡市)が同2・7%増の214億7800万円になった。
営業利益は、ラルズが同11・4%減の17億9800万円、ユニバースが同23・5%増の13億6200万円、ベルジョイスが同39・5%減の2億4500万円になった。売上高営業利益率は、ラルズが同0・9ポイント減の4・5%、ユニバースが0・6ポイント増の3・7%、ベルジョイスが同0・8ポイント減の1・1%だった。ラルズは、これまで営業利益率5%台を保っていたが、第1四半期は、瞬間風速的に5%を割り込むことになった。販促による粗利益率の低下が要因のようだ。
純利益は、ラルズが前年同期比11・1%減の12億8100万円、ユニバースが同22・2%増の9億6400万円、ベルジョイスは同33・4%減の1億9400万円だった。アークス全体の純利益のうちで、子会社がどれだけの純利益を稼いでいるかを見ると、ラルズは45・8%、ユニバースは34・5%、ベルジョイスは6・9%だった。