ヤマダデンキ道内最大級店舗は「Tecc LIFE SELECT」業態、「札幌北33条店」今冬オープン

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 ヤマダホールディングス(本社・群馬県高崎市)の子会社ヤマダデンキ(同・同)が入る札幌市北区北33条西5丁目の新店舗は、家電をコアに「くらしまるごと」を提案する「Tecc LIFE SELECT」業態になる。大規模小売店舗立地法の届け出では「テックランドNew」業態としていたが、変更される。「Tecc LIFE SELECT」は、札幌市内3店舗目。(写真は、札樽道北インターチェンジ近くで建設されている仮称「Tecc LIFE SELECT札幌北33条店」)

「ヤマダデンキ札幌北33条店」は、老朽化により閉店、解体され、跡地に新店舗の建設が進んでいる。新しい店舗は3階建て、延べ床面積1万6767㎡で、1階と2階が店舗となり、店舗面積の合計は9874㎡と、一般的なヤマダデンキ店舗の倍の広さがある。当初は、「テックランドNew札幌北33条店」(仮称)として建設を進めていたが、このほど「Tecc LIFE SELECT札幌北33条店」(同)となることが分かった。

「Tecc LIFE SELECT」は、家電をコアに「くらしまるごと」を提案する業態として、2021年からスタートした。家電、家具・インテリア、生活雑貨、リフォーム、日用品、ゲーム、おもちゃなど、生活に必要な商品を幅広く取り揃えている。体験型ディスプレーや実際の使用シーンがイメージできるように、家電と家具を組み合わせた展示も行い、製品を体感する販促も行っている。

 道内のヤマダデンキ店舗は現在、38店舗。業態で最も多いのは「テックランド」の26店舗で、「テックランドNew」4店舗、「Tecc LIFE SELECT」は4店舗、「ヤマダアウトレット」3店舗、「家電住まいる館YAMADA」1店舗という内訳。札幌市内の「Tecc LIFE SELECT」は、「札幌本店」(中央区)と「清田店」(清田区)に次いで3店舗目となる。

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