北海道3店舗目として、2025年4月中旬にオープンする低価格スーパーの「ロピアビバホーム清田店」。大型ホームセンター「スーパービバホーム清田羊ヶ丘通店」(札幌市清田区真栄52)の店舗内に売り場を設けるものだが、このほど店舗外壁に「ロピア」のロゴマークが登場した。しかし、そのマークが意外に小さく、極めて抑制的。これでは見落としてしまいそう。(写真は、「スーパービバホーム清田羊ヶ丘通店」の外壁に登場した「ロピア」のロゴマーク)
OICグループ(本社・川崎市幸区)のロピア(同・同)とホームセンター「ムサシ」や「ビバホーム」を運営するアークランズ(同・新潟県三条市)は、2024年12月に業務提携、北海道の提携第1号店としてオープンするのが、「スーパービバホーム清田羊ヶ丘通店」の店内に設ける「ロピアビバホーム清田店」。今年に入って、ペット売り場や園芸用品売り場の近く、約700坪(約2310㎡)を使った改装工事が始まっている。スーパーマーケットでは、冷凍・冷蔵機器の配管類を張り巡らせるため、床下のピット工事を行わなければならないが、この店舗ではそうした工事ができず、床を底上げして配管類を通す工事が行われている。目下、急ピッチで売り場づくりが行われている。
それに呼応して、店舗の外壁には、「ロピア」のロゴマークが描かれた。しかし、このロゴマークが抑制的で、他の看板に紛れてしまいそう。昨年11月の「屯田店」や今年2月の「福住店」と比べると、いかにも訴求力が弱い。しかし、業界筋によると、この店舗が、ロピアの商法に最も適した場所になると言われている。業界筋の見立てと抑制的なロゴマークの落差は、ある種の不気味さを漂わせている。