「イトーヨーカドーアリオ札幌店」(札幌市東区北7条東9丁目2-20)の承継店舗となる「ダイイチアリオ札幌店」のオープン日時が、2025年3月21日(金)10時に決まった。ヨーカドー閉店から2ヵ月で後継店舗がオープンすることになり、この1年の「ヨーカドー閉店→承継店舗開店」のサイクルでは、最短になる。(写真は、「ダイイチアリオ札幌店」が2025年3月21日にオープンする大型商業施設「アリオ札幌」)
ダイイチ(本社・帯広市)が展開するヨーカドー承継店舗は、2024年9月27日に、帯広店跡にオープンさせた「ダイイチ稲田店」(帯広市)に次ぐものとなる。ダイイチによると、売り場面積は約834坪(2757㎡)で、「稲田店」の約818坪(2700㎡)を超えて、同社最大となる。
同社は、「稲田店」オープンを機に、提携先の親会社であるセブン&アイ・ホールディングス(本社・東京都千代田区)との連携強化策として、セブンプレミアム商品の取り扱い数を約100アイテム増加、合計約1350アイテムにした。「アリオ札幌店」でも、セブンプレミアム商品のアイテム数が増えそうだ。
この1年のヨーカドー閉店後の承継店舗で営業しているのは、「ダイイチ稲田店」と「ロピア屯田店」(札幌市北区)、「ロピア福住店」(同市豊平区)の3店舗。「ダイイチ稲田店」は空白期間が3ヵ月、「ロピア屯田店」と「ロピア福住店」は4ヵ月だった。今回の「アリオ札幌店」は、大型商業施設「アリオ札幌」の核テナントであることから、空白期間を短縮した。
ダイイチの札幌圏店舗数は、今回の「アリオ札幌店」によって9店舗となり、地元帯広圏の10店舗に近づく。旭川圏は7店舗で、既に札幌圏が上回っており、今後、札幌圏の比重がさらに高まりそうだ。