コープさっぽろ(本部・札幌市西区)が開催した「ソムリエ100人でワインを100種類飲み比べ」で、5つのテーマごとのナンバーワンワインが決まった。プロ100人が選んだワインを、コープさっぽろの店舗や宅配で紹介することによって、組合員のワイン選びに役立ててもらう。(写真は、「ソムリエ100人でワイン100種類を飲み比べ」のイベント=コープさっぽろ提供)
コープさっぽろの店舗や宅配では、数多くのワインを品揃えして販売している。しかし、産地や種類がさまざまで、組合員の多くは、どう選んだら良いかが分からない悩みを抱えている。こうした声を受けて、コープさっぽろが企画したのが、「ソムリエ100人ワイン100種飲み比べ」。
2024年11月8日、札幌市北区の北海道酒類販売4階会議室には、ソムリエの資格を持つ組合員40人と酒類メーカーから60人の計100人が集まった。組合員の中には、網走や函館から駆け付けた人もいた。100人は、①北海道のワイン②春に飲みたいスパークリングワイン③2500円以下のコスパ赤ワイン④2500円以下のコスパ白ワイン⑤700円以下のデイリーワインーーの5部門について、それぞれ飲み比べてを行って、ナンバーワンを選んだ。飲み比べの結果を集計、同年11月18日にその結果を発表した。
(写真は、採点の様子=コープさっぽろ提供)
それによると、①の北海道のワインは、さっぽろワインの「リースリング 2023」、②の春に飲みたいスパークリングワインは、サッポロビールの「ポール・ルイ ブリュット」、③の2500円以下のコスパ赤ワインは、ペルノリカールの「ジェイコブスクリークダブルバレルシラーズ」、④の2500円以下のコスパ白ワインは、エノテカの「シレーニ セラー・セレクション・ソーヴィニヨン・ブラン」、⑤の700円以下のデイリーワインは、オーバーシーズの「リスボニータ ブランコ」に決まった。コープさっぽろでは、各商品を店舗や宅配で揃えたうえで、ポスターやチラシで告知、ワイン選びの参考にしてもらう。
(写真は、イベントで試飲されたワイン=コープさっぽろ提供)